在留外国人の居住動向
国籍・地域別
在留外国人は市区町村別に見た場合、どこに多く住んでいるのだろうか?このページでは在留外国人総数とあわせて、在留外国人統計で国・地域別に記載がある「中国」、「韓国」、「台湾」、「アメリカ」、「インドネシア」、「タイ」、「ネパール」、「フィリピン」、「ブラジル」、「ベトナム」の15の国・地域の地図データベースに関する居住動向について紹介する。
総数:2015-2021年
2015年から2021年にかけて通じて、首都圏と静岡、愛知から三重、大阪にかけて在留外国人が多く滞在している。特に東京周辺、愛知、三重に多い。一方で、東北や北海道、四国、九州には在留外国人の数が少ない。北陸や中国地方には在留外国人が多い市が点在している。
中国:2015-2021年
首都圏や中京圏をはじめとした大都市圏に居住者が集中していた。その一方で、金沢市をはじめとした北陸地域や岡山市をはじめとした瀬戸内地域においても居住者が多い市が分布していた。
韓国:2015-2021年
2015年から2021年 首都圏・愛知・大阪周辺に多く滞在している。東京周辺よりも大阪周辺(大阪、兵庫、滋賀)のほうが広い範囲で韓国人が集中的に多く滞在している。瀬戸内海側や北陸にも在留韓国人が多い市が点在している。
台湾:2015-2021年
首都圏に集中して居住している。大阪周辺や愛知にも台湾人が多く居住している地域はあるものも、東京周辺に台湾人の多い地域が集中している。西日本には台湾人の多い地域が少ない。
アメリカ:2015-2021年
東京周辺と大阪、沖縄に多く居住している。どの地方もアメリカ人が多く居住している市が点在している。
インドネシア:2019-2021年
関東以南の日本各地に多く居住しており、特に、関東、静岡、愛知、三重、北陸、瀬戸内海、鹿児島に集中して居住している。東北においても仙台に多く居住している。
タイ:2019-2021年
特に関東に多く居住しており、千葉、から東京にかけて半円状の地域に多く居住している。また、三重や長野北部、名古屋付近、広島にも多く居住している。
ネパール:2015-2021年
神奈川、東京、群馬、愛知県西部に特に多く居住しており、その他にもネパール人が多く居住している市が静岡や三重、岡山、香川、大分、福島に点在している。
フィリピン:2015-2021年
東京、群馬、静岡、愛知、三重、富山、広島に多く居住している。中部地方に多く居住しており、中部地方では大都市以外の中都市や郊外でも多く居住している市が多い。
ブラジル:2015-2021々
北関東、静岡から三重、滋賀にかけて、長野県に多く居住している。それ以外の地域には少なく、それらの地域に集中して居住している。
ベトナム:2015-2021年
東京周辺、北関東、静岡県西部から三重、北陸、瀬戸内海側地域、長崎など九州北部に多く居住している。2015年から2021年の間にベトナム人が多く居住している市が増加した。