在留外国人の出入国動向
定住者
「定住者」は、法務大臣が人道上その他特別な理由を考慮したうえで個別に指定した外国籍の人に日本の居住を認める在留資格であり、具体的には①日系人(2世、3世)やその配偶者、②実親が日本人、永住者、定住者、日系人、日本人の配偶者又は永住者の配偶者が扶養する未成年で未婚の実子、③養親が日本人、永住者又は定住者で、かつ扶養者であり、本人が6歳未満の養子(特別養子を除く)、④難民認定を受けた外国籍の人(ミャンマー難民で、マレーシアもしくは、インドネシアに庇護されている者との説明が多い)、⑤中国残留邦人やその親族などです。「永住者」と異なる点としては在留期間が定められていること、継続して居住する場合に更新が必要な点がある。
2006年時点では中国やブラジル、ペルー、韓国、フィリピンにおける入国、出国者数が多くなっている。その後はタイやベトナムを中心とする東南アジア諸国の入国・出国者数の割合が年々増加している。一方、ヨーロッパやアフリカにおける割合は低くなっている。