在留外国人の出入国動向
経営・管理(投資・経営)
「経営・管理(投資・経営)」とは国内において貿易その他事業の経営を開始し、その経営または管理に従事することができる就労資格である。在留期間は5年、3年、1年、6カ月、4カ月、3カ月のいずれかとなる。2014年の出入国管理及び難民認定法の改正により、名称が投資・経営から経営・管理へと変更された。それにより外資・内資問わず国内の企業であればこのビザをもって従事できるようになった。
2006年から2014年を通して、総数のうち中国や韓国などアジアが最も多く占めている。北アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアからも多くの外国人が来ていることが読み取れる。ヨーロッパはロシア、西ヨーロッパ地域が多い。出国では西アジアや東南アジアも多く見られる。アメリカ、中国、韓国以外の国(イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、カナダ、インド、オーストラリアなど)は減少傾向にある。アフリカと南アメリカは2015年からの五年間の増減を見るとほぼ横ばいであると言える。2020年はパキスタンの比率が高い。