在留外国人の出入国動向
技能実習1号イ
「技能実習1号イ」は、技能実習法の認定を受けた技能実習計画に基づいて講習を受け、技能等に係る業務に従事することができる就労資格である。ただし、技能実習計画は第一号企業単独型技能実習に係るものに限る。在留資格は、法務大臣が1年を超えない範囲で個々に指定する。
過去10年間、中国とベトナムやタイ、インドネシアなど東南アジアの国々からの出入国が中心となっている。これは、母国より経済水準の高い日本への期待や、日本企業への信頼感などが背景にあると考えられる。近年の動向を見ると、インドやペルーの出入国に若干の増加が見られる。また、これまで見られない動向として、サウジアラビアで2016年の出入国に限り、突出した伸びが見られたことがあげられる。