在留外国人の出入国動向
留学
在留資格「留学」は、主に大学や高等専門学校を中心とする各種学校において教育を受ける活動を認める資格である。在留期間は3か月、6か月、1年、1年3か月、2年、2年3か月、3年、3年3か月、4年、4年3か月と、外国の多くが9月入学であることを加味して区切られている。
基本的な傾向として、距離的に日本から近い中華人民共和国や大韓民国からの留学を在留資格とする入国・出国者数が特に多くなっている。これらの国からは安定的に人数が増加しており、中国の例を挙げると2006年では出国者数が76064人だったが2019年には229305人になっている。その他、東南アジアの国々や米国などの入出国者数も漸増しており、全体として留学を在留資格とする日本からの入出国者数は年を追うごとに増加してきていることが確認できる。