在留外国人の出入国動向
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永住者
「永住者」は他の在留資格とは異なり、在留期間および在留期間のいずれにおいても制限がないというのが特徴である。そのため就労も他の在留資格と比較してしやすい資格となっているが、資格を得る条件は厳しく、原則日本への在留期間が継続して10年以上であることが条件だが、さらに①素行が良好であること、②独立の生計を営むに足りる資産または技能を有すること、③その者の永住が日本国の利益に合すると認められること、も要件として必要である。
このような条件であることを踏まえて、地図上から見られる特徴を概観する。中国や韓国、フィリピン、アメリカの入国・出国者数は2006年から2020年にかけて、世界の国々と比べ一貫して多い状況にあった。ブラジルやペルーは入国・出国者数自体は高い水準にあるものの、前述の国々と比較すると増加率は緩やかである。一方、ベトナムやタイでは2019年頃にかけて急激に入国者数が増加している。